健康レシピ

老化防止やスタミナ回復に

最近、疲れている方へ
くるみを食べて、スタミナUP!

くるみ

くるみ

くるみは「貴族の美容食」ともいわれ、良質のタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルを豊富に含み、美肌づくりや動脈硬化、疲労回復などに効果があるといわれています。小粒のくるみから、大きなパワーを体に取り入れて、毎日健康に…。
香ばしい風味と歯触りがおいしいくるみ。食用としては、長野県を中心に栽培されているシナノグルミが一般的で、殻が薄くて軟らかく、果肉の部分が多いのが特長です。
この小さな粒の中には、驚くほどのエネルギーと栄養がたっぷり詰まっています。体の血や肉を作る良質のタンパク質、脂質、疲労を回復するビタミンB1、美肌の素ビタミンEが豊富に含まれているのです。そして、100gあたりのエネルギーはなんと673キロカロリー。スタミナがつくわけがわかりますね。

くるみの脂肪分は果肉の7割といわれ、そのほとんどがリノール酸です。このリノール酸は、不飽和脂肪酸なので、エネルギー代謝を円滑にさせて肥満予防に、また、コレステロールを低下させて、動脈硬化にも効果を発揮します。さらに、脂肪やタンパク質は消化吸収しやすい形になっているので、少ない量でパワーを発揮し、疲労回復やスタミナ増強に役立っているのです。
くるみを少量ずつでも食べる習慣をつければ、皮膚の新陳代謝を活性化するはたらきがあるため、肌をいきいきさせ、老化防止にもつながります。くるみを料理に取り入れて、健康増進、スタミナUPで、毎日を元気に過ごしましょう。

香ばしさが口の中に広がります くるみの和風ハンバーグ

香ばしさが口の中に広がります くるみの和風ハンバーグ

材料 (4人分)

  • にんじん 1/4本
  • 玉ねぎ 1/4個
  • くるみ 50g
  • 油 大さじ2
  • 鶏ひき肉 300g
    a(卵 1個、パン粉、牛乳 各大さじ4、塩、こしょう 各少々)
    b(酒、しょうゆ 各大さじ2、みりん、水 各大さじ1)、水溶き片栗粉 適量

作り方

  1. にんじん、玉ねぎはみじん切り、くるみは粗く刻む。
    フライパンに油大さじ1を熱し、野菜とくるみを炒め、冷ましておく。
  2. ボウルにひき肉、(1)、aを合わせて粘りがでるまでよく混ぜる。
    生地を4等分にして小判型にまとめる。
  3. フライパンに残りの油を熱し、(2)を焼いて取り出して油をふき取る。
    フライパンにbを入れて煮詰め、水溶き片栗粉でとろみをつけてタレを作る。
  4. 器にハンバーグを盛り、和風ダレをかけていただく。

ほんのりとしたくるみの香りとコクがポイント ほたてと根菜のくるみみそあえ

ほんのりとしたくるみの香りとコクがポイント ほたてと根菜のくるみみそあえ

材料 (4人分)

  • しめじ 1パック
  • 分葱 1/4束
  • にんじん 1/2本
  • れんこん 1/2節
  • ほたて 4個
  • くるみ 60g
    a(白みそ 大さじ4、酒 大さじ1、酢 大さじ2、砂糖 小さじ2)

作り方

  1. じめじは小房に、分葱はざく切りにする。にんじん、れんこんは食べやすい大きさに切る。それぞれ下ゆでし、冷ましておく。
  2. ほたてはさっとゆで、冷水に取り水気をふき取り、食べやすく切る。
  3. くるみは煎って、半分をすり鉢ですり、混ぜ合わせたaと合わせ、(1)と(2)をあえる。
  4. 器に盛り、残りのくるみを上から散らしていただく。

三温糖がなければ、上白糖でも くるみ白玉汁粉

三温糖がなければ、上白糖でも くるみ白玉汁粉

材料 (4人分)

  • 水溶き片栗粉 適量
  • 白玉粉 500g
  • 水 1/4カップ
  • くるみ 10g(飾り用)
    a(牛乳 2カップ、水 1カップ)、くるみ 100g
    b(三温糖、はちみつ 各大さじ4)

作り方

  1. 鍋にaを入れ、さっとゆでたくるみを入れて弱火で10分程煮る。
  2. (1)をミキサーにかけ、こし器でこす。これを煮立てbを入れて溶かし、水溶き片栗粉でとろみをつけて汁粉を作る。
  3. 白玉粉に水を加えて一口大に丸め、沸騰した湯に入れてゆで、浮いてきたら冷水に取る。
  4. 器に白玉を入れ、汁粉を注ぎ、煎って刻んだくるみを散らし、いただく。