健康レシピ

動脈硬化予防に

動脈硬化などの生活習慣病が気になる方へ

そばが毛細血管を丈夫にして、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞を予防します

そばは低カロリー、しかも優れた栄養価をもつヘルシー食品ということで注目を浴びています。そばには「ルチン」という毛細血管を丈夫にする働きがある成分が含まれており、それが狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの予防に効果を発揮します。貴重な成分「ルチン」を含んだそばを見直してみませんか。

そばは、米より早くに日本に伝来し、すでに縄文人が食べていたと伝えられている穀物です。この時代には、そばを粉にしたものを湯で溶いてそばがきとして食していたようですが、その後、現代のように細長くなったのは江戸時代も終わりになってからのことです。日常はもちろん、年越しにもそばを食べるように、現代でも愛され続けているそばですが、最近では、そばに含まれている成分の優れた成分とは「ルチン」のこと。「ルチン」はビタミンPの一種で、毛細血管を丈夫にする働きをもっています。毛細血管を丈夫にするということは、動脈硬化や高血圧の予防になり、さらには、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞の予防につながります。 さて、一日にどのくらいのそばを食べれば「ルチン」の効果を期待できるかというと、一日一食100gのそばを食べれば十分です。また、そばに含まれている「ルチン」を十分にとりたいのであれば、白いそばよりも、一般に十割そばといわれる黒っぽいそばを選ぶようにして下さい。
また、そばのゆで汁である「そば湯」をいただくとさらに効果的です。 ※そばアレルギーの方はご注意ください。

千切りわさびのシャッキとした程良い辛みがそばと合います! そば寿司

千切りわさびのシャッキとした程良い辛みがそばと合います!そば寿司

材料 (4人分)

  • そば 400g
  • 生わさび 1/2本
  • かに風味かまぼこ 6本
  • 焼きのり 2枚
  • 市販のそばつゆ 適量

作り方

  1. そばは用意した分量を10等分の束にし、片側の端を糸でしばっておく。
  2. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、(1)を入れて途中まぜながらゆでる。
  3. ゆで上がった(2)をザルにあけ、流水をかけながら洗ってぬめりを取り、一本ずつ束を整えて水気を絞る。糸でしばった端の部分は包丁で切り落とす。
  4. まきすにのりを広げ、(3)、皮を除いて千切りにしたわさび、かに風味かまぼこを のせて端から巻く。これを2本作る。
  5. (4)を食べやすい大きさに切って器にもり、そばつゆにつけていただく。

血液をサラサラにする効果のある大根をたっぷりのせた大根そば

血液をサラサラにする効果のある大根をたっぷりのせた大根そば

材料 (4人分)

  • 大根 1/6本
  • 貝割れ菜 10パック
  • そば 400g
  • 市販のそばつゆ
  • 長ネギ
  • おろしわさび 各適量

作り方

  1. 大根は千切り、貝割れ菜は根を切って冷水につけておく。
  2. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、そばを入れ途中混ぜながらゆでる。
  3. ゆであがった(2)をザルにあけ、流水をかけながら洗ってぬめりを取る。
  4. 水気を切った(3)、(1)を器に盛る。
  5. 小口切りにした長ネギ、おろしわさびを薬味として用意し、(4)をそばつゆと薬味でいただく

市販のキムチを使った簡単アレンジそば キムチそば

市販のキムチを使った簡単アレンジそば キムチそば

材料 (4人分)

  • 豚バラ薄切り肉 150g
  • 小松菜 150g
  • 豆もやし 1/2パック
  • 水 6カップ
  • そば 400g
  • 市販のキムチ 100g
    a(ごま油 大さじ3、塩、こしょう、おろしにんにく 各少々)
    b(鶏がらスープの素 大さじ2 1/2、醤油 大さじ4、すりごま 大さじ1、塩、コショウ 各少々)

作り方

  1. 豚肉、小松菜、豆もやしはさっとゆでて食べやすい大きさに切り、混ぜ合わせたaであえておく。
  2. 鍋に分量の水を入れて、湯を沸かし、bを加えてスープを作る。
  3. 別鍋にたっぷりの湯を沸かし、そばを入れて途中混ぜながらゆでる。
  4. ゆで上がった(3)をザルにあけ、流水をかけながら洗ってぬめりを取る。
  5. 器に(4)を入れ、あたためた(2)、(1)、食べやすく切ったキムチをのせいただく。