| 人参(にんじん):ウコギ科オタネニンジンの根。 |
韓国・中国の東北が主産地で、日本でも長野県・島根県などで栽培されます。根を紅参(軽く湯通しし乾燥したもの、白参(細根を除いた根を乾燥したもの)などに調整し薬用とします。
味は甘く、興奮・強壮・強精作用があり、古来漢薬の王者のように言われています。
体力の低下した全身倦怠感、食欲不振を訴える人の滋養強壮などに用いられます。 |
| 山薬(さんやく):ヤマノイモ科ヤマノイモまたはナガイモの根茎。食用にするものと同じです。 |
味は甘く、滋養・強壮・止瀉作用があります。血糖降下作用についての報告もあります。 |
| 黄耆(おうぎ):マメ科キバナオウギまたは同属植物の根。 |
味は甘く、強壮・滋養作用があり、ことに皮膚の栄養を高める作用があって、盗汗・汗かきにはなくてはならない生薬とされています。また、末梢血管を拡張させ、血圧を降下させる作用もあります。 |
| 枳実(きじつ):ミカン科ダイダイまたは近縁植物の未熟果。 |
味は苦く、芳香性で、健胃、下痢止め、鎮咳去痰、排膿薬などに利用されます。 |
| 木香(もくこう):キク科モッコウの根。 |
本州・四国・九州の山野に自生する蔓性の多年生草本で、雌雄異株です。
味は辛く、芳香性があり、理気・健胃・整腸作用があります。
婦人薬・精神神経用薬とみなされる漢方処方に配合されるはか、芳香性健胃薬として用いられます。胃腸の冷えの緩解、止痛の目的で配合されます。 |
| 厚朴(こうぼく):モクレン科ホウノキまたは近縁種の幹・枝の皮。 |
味は苦く、健胃・鎮吐作用があります。胸腹部の膨満を下に押し下げるような作用があります。 |